我々は腕時計を身に着けた瞬間、ファッションの枠を超え、異なる自分へ変身する。それは自分が理想とする時間、在り方、考え方を身に着ける行為とも言えよう。従って、我々が腕時計に対して強く求めるものは、スペックや機能、耐久性はもちろんのこと、何よりもまず「熱い浪漫」なのである。
日本に活力が溢れた高度経済成長期、キングセイコーを身に着けた者たちはヒーローに変身し、社会に多くの業績を打ち立ててきた。しかし時代は遷り変わり、デジタル化やAIに代表されるように、そつのなさや合理性が主流となり、現代社会には当時の名残はほとんど残っていない。
しかし、しかし何かが足りないのだっ!。熱い想いとパワフルな振る舞いで、悪役を退治する昔懐かしいヒーローは、もはやブラウン管TVの向こう側にしか存在しない・・・のだろうか。否!1961年の登場から、スペックや機能、耐久性を大きく向上させながら、当時の熱い想いを持ち続けるアイテムがここにある。その名もキングセイコー。高ぶるような熱い浪漫こそ、キングセイコーが体現する真の姿である!
キングセイコーは、1961年に誕生し、数々のエポックメイキングなモデルを発売してきました。その歴史は日本の高度経済成長期と共にあり、キングセイコーは当時の人々に正確な時を届ける役割を担ってきました。その後1970年代にクオーツウオッチの普及とともに一度はその役目を終えますが、2022年にキングセイコーは「The Newest Classic」というテーマを掲げ、現代に蘇りました。
今回の展示会では、現代のイラストカルチャーをけん引するイラストレーター/デザイナーの鈴木夏菜さんを起用。キングセイコーが誕生した1960年代より日本の文化に大きな役割を果たしている「ヒーロー漫画」でストーリーを表現し、キングセイコーが持つストーリーを楽しく表現することに挑戦しています。
懐かしさと新しさが同居するストーリー展開やキャラクターから、キングセイコーの魅力の一端を感じていただければ幸いです。
キングセイコー オフィシャルサイトキングセイコーの生みの親である亀戸博士の孫娘。
すごウデのメカニックで、ケースケと九郎をサポートする。
クールにも見えるが、けっこうオタクな一面も。
お嬢様学校に通う17歳。
西光寺財閥の御曹子。20歳。
会社をいくつか経営している。
温度低めのクールな性格だが正義感が強く、
とにかく負けず嫌い。
KS1969へ変身し、悪と戦う!
時計屋の息子。 18歳。
明るく活発な性格で、困っている人を放っておけない。
キヨコとは幼なじみ。 ちょっぴり抜けており、遅刻グセがある。
KSKへ変身し、悪と戦う!
おかしな日常=”異日常”をテーマに活動するイラストレーター。
宇宙人、ゴーストなど異型のものをこよなく愛する。
主な仕事内容はウルトラセブン アパレルコラボ、アルピーテイル キャラクターデザインなど。
月刊スピリッツにて読切を2作掲載、漫画家としても活動中。
2024/7/19(金)〜9/23(月)11:00-20:00
※入場は19:45まで 会期中無休
Seiko Seed
東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1F
JR山手線 「原宿」駅(東口)
東京メトロ千代田線・副都心線 「明治神宮前〈原宿〉」駅
セイコーウオッチ株式会社
鈴木 夏菜
無料
※展示内容は事前の予告なく変更となる場合がございます。
※腕時計の販売は行っておりません。